AfterStory~彼女と彼の話~
頑張って定時には上がれ、編集部を出て階段を降りると総務課の星野さんが歩いていたので駆け寄る。
「お疲れ様です!」
「お疲れ様です。今日は定時で上がれたんですね」
2人で一緒に四つ葉のビルを出て、藍山駅に向かう。
「この後に彼がこっちに来てくれるので待ち合わせをしているんです」
「良いですね。そうだ、九条さんもプロフィール帳のサンプルを貰いました?」
「貰いました!彼の学生時代の頃って知らないので、部活の項目を聞いてみようかなって。星野さんは?」
「私も貰って、血液型とか生年月日をチェックしたいです。相性占いって気になりません?」
「気になります!“四つ葉の三姉妹”で報告し合いませんか?」
「是非!宝条さんにも伝えましょう!」
2人でキャッキャしながら電車に乗り、途中で別れ、私は海斗さんとの待ち合わせ場所に向かう。
人混みの中から海斗さんを探すと、いた!
駆け寄って海斗さんの側に行き、海斗さんの私服姿にニコッと微笑んだ。
「久しぶり」
「久しぶりです。夕飯の買い出しを一緒にしませんか?」
「ああ」
2人で手をつないでスーパーに向かい、海鮮系だとスーパーの物と海斗さんが漁で捕った物は全然鮮度が違うから、あえて海鮮系は選ばず、お肉や野菜を選び、私の部屋に向かう。
2人で夕飯を作って食べ、一息ついて、四つ葉で貰ったプロフィール帳のサンプルをバックから取り出し、海斗さんに事情を話すと、最初はプロフィール帳をじぃっと見ていたけど、ペンでさらさらと書いて、私に差し出した。
「こういうの書き慣れてないけど、麻衣の学生時代を知らないから、教えて」
「良いですよ。私も海斗さんの学生時代とか知らないですし、私が宇ノ島に訪れる前の海斗さんを知りたいです」
「そうだな。小学生の頃はー…」
その日はプロフィール帳をきっかけにお互いの事をよく話をし、とても充実した。
「“恋人としたいこと”、実現したいです」
「俺も。先ずは兄ちゃんを攻略しないと」
「姫川編集長に言ったらブスッっとしそうですね」
「ふん。ブスッとしたらまた一発お見舞いする」
「痣が凄かったので、手加減をして下さい」
「嫌だ。普段から麻衣と仕事場で独占してんだから、麻衣の“恋人としたいこと”だけは俺が永久に独占したいから、兄ちゃんが何か言ってきたらお見舞いする」
海斗さんが私をギュッとし、私も海斗さんの大きい胸元に顔を寄せ、プロフィール帳の言葉を思い出しながら目を閉じた。
【恋人としたいこと】
彼氏:麻衣と結婚
彼女:海斗さんとお爺ちゃんお婆ちゃんになるまで一緒にいること
九条麻衣✕佐々原海斗の場合
Fin
2026/05/04
「お疲れ様です!」
「お疲れ様です。今日は定時で上がれたんですね」
2人で一緒に四つ葉のビルを出て、藍山駅に向かう。
「この後に彼がこっちに来てくれるので待ち合わせをしているんです」
「良いですね。そうだ、九条さんもプロフィール帳のサンプルを貰いました?」
「貰いました!彼の学生時代の頃って知らないので、部活の項目を聞いてみようかなって。星野さんは?」
「私も貰って、血液型とか生年月日をチェックしたいです。相性占いって気になりません?」
「気になります!“四つ葉の三姉妹”で報告し合いませんか?」
「是非!宝条さんにも伝えましょう!」
2人でキャッキャしながら電車に乗り、途中で別れ、私は海斗さんとの待ち合わせ場所に向かう。
人混みの中から海斗さんを探すと、いた!
駆け寄って海斗さんの側に行き、海斗さんの私服姿にニコッと微笑んだ。
「久しぶり」
「久しぶりです。夕飯の買い出しを一緒にしませんか?」
「ああ」
2人で手をつないでスーパーに向かい、海鮮系だとスーパーの物と海斗さんが漁で捕った物は全然鮮度が違うから、あえて海鮮系は選ばず、お肉や野菜を選び、私の部屋に向かう。
2人で夕飯を作って食べ、一息ついて、四つ葉で貰ったプロフィール帳のサンプルをバックから取り出し、海斗さんに事情を話すと、最初はプロフィール帳をじぃっと見ていたけど、ペンでさらさらと書いて、私に差し出した。
「こういうの書き慣れてないけど、麻衣の学生時代を知らないから、教えて」
「良いですよ。私も海斗さんの学生時代とか知らないですし、私が宇ノ島に訪れる前の海斗さんを知りたいです」
「そうだな。小学生の頃はー…」
その日はプロフィール帳をきっかけにお互いの事をよく話をし、とても充実した。
「“恋人としたいこと”、実現したいです」
「俺も。先ずは兄ちゃんを攻略しないと」
「姫川編集長に言ったらブスッっとしそうですね」
「ふん。ブスッとしたらまた一発お見舞いする」
「痣が凄かったので、手加減をして下さい」
「嫌だ。普段から麻衣と仕事場で独占してんだから、麻衣の“恋人としたいこと”だけは俺が永久に独占したいから、兄ちゃんが何か言ってきたらお見舞いする」
海斗さんが私をギュッとし、私も海斗さんの大きい胸元に顔を寄せ、プロフィール帳の言葉を思い出しながら目を閉じた。
【恋人としたいこと】
彼氏:麻衣と結婚
彼女:海斗さんとお爺ちゃんお婆ちゃんになるまで一緒にいること
九条麻衣✕佐々原海斗の場合
Fin
2026/05/04