人と狐と新撰組と
(さて、帰るか♪)

玲咲は背を向けた。…いや、向けようとした。
しかし、玲咲はうかれていて寸前まで背後の気配に気がつかなかった。

気がついたときにはもう遅かった。
首の後ろに衝撃を受ける。

(しまっっ!!私と…した…こと…が…)

そんな思いと浅葱色の羽織を着た男を目の先で捕らえたのを最後に玲咲の意識は途絶えた。



玲咲side end
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