ご主人様はヤクザ


が、そいつは起きる気配がない。


聞こえてないのか?そう思った。
耳元で大きく叫んでやろうと凛は思い、そいつの顏に自分の顔を近づけ、大きく叫ぶために息をおもいっきり吸い込んだ途端

視界がグラリと変わり
目の前の視界は天井と大嫌いなそいつの顏だけになった。



「おいっ!どけよ‼︎ 」
無言で見つめてくる男に威勢をはなった



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