‡私立王城学園‡
キ「とりあえず、我が学園にようこそ。
それでね?ラキにしてほしいことがあるんだ」



なんだ?


変装なら間に合ってるぞ。




キ「ラキには将来、総帥になるっていう大事な役目があるだろ?だからこの学園では思う存分楽しんでね♪」




…………


ラ「してほしいことってそれ?」




キ「モチ☆」




そんなのいちいち言わなくても基から楽しむつもりだから。




俺に与えられた最後の自由時間だもん。




まぁ、会社を2、3経営してる時点で自由じゃないのか;



キ「それと、是非彼氏を作って来てね♪
王城家の次の直系はお兄ちゃんが作ってくれるから」



そうそう。


うち、王城家では先祖の血の濃い人に次期当主を任せる。




うん。


画期的ぃ♪



じゃなくて、彼氏ってなに!?



俺ホモにはなんないよ!


全寮制男子校って時点で諦めてたけど。



そっち系が多いだろう事に(泣)



ラ「彼氏は作る気無いんですが…;」



キ「ちぇ。あ、それと。この学園にいる間は、蘭さんの旧姓名乗ってくれる?痣も隠して」



ははぁ〜



なんかわかった。



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