‡私立王城学園‡
歩き出して暫く、漸く繁華街に出れた。



が。



「やめっ、やめてください!」

「いいじゃねぇか別に。」

「ちょっと来てっていってるだけだよぉ?」

「俺達はワルイコトなんてしてませーん。」




どう考えてもワルイコトしてます、って顔した男六人が女性に絡んでいた。


ラ「警察は何してんだよ……。」


蘭「いいじゃなーい。私ちょっと遊んでくるっ。」


言うが早いか母さんは女性の元へ駆けていった。


ラ「うぉい!?」



うわぁ。


どうしよ。



蘭「あなた、大丈夫?」


割り込んで来た母さんを見て女性は絶句。

そりゃゴスロリきた人だしね。


「あ、大丈夫……です。」


蘭「どうしたの?」


「実はその……父の借金が………。」



蘭「あら。訳あり。」


「そういうことだし、お姉さんどいてくれないかなぁ?」


男達が母さんに詰め寄る。



蘭「あら、お姉さんなんて嬉しいわ。」


母さんには効かないけどね。




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