プリキス!!





奥でドアが開くような音がした。


その直後、此処に似つかわしくない女の子の声がして。


……これって!!






「烏丸?!」



俺は気がつくと叫んでいた。



「え……?」



小さい声しか帰ってこなかったけど、もう聞き逃さない。


間違えない!


「やっぱり烏丸だ!!」





烏丸と俺の間を邪魔する奴らをいとも簡単に蹴りとばす。


するとちょっと予想外に遠くまで吹っ飛んでいってしまった。




って……あれ?この先に烏丸がいるんだよね?


しまった?!なんて思ったけどそれは杞憂に過ぎなかった。



めぐと東麻がガードしてくれたみたいだから。





俺を恐れて戦意を失った不良達を押しのけ、ようやく見えた烏丸の元に向かった。






「烏丸!ごめん、そっち行っちゃった!」


謝りながら近づいた俺は言葉を失った。







というのも……烏丸のとんでもない格好をしていたから。



前側が破れたセーラー服。


水色のキャミソールが露になってて、少しだけ……下着も見えてる。


なんでこんな格好になってる訳?



てか一緒にいたはずの男共は何をしている!




俺の視線に気付いた烏丸は、自分の腕で抱きしめるようにして、前側を隠す。


その様子だと、自分でも忘れてたみたい。





< 134 / 422 >

この作品をシェア

pagetop