元姫と現姫ー嘘に塗れた真実ー
「体調は大丈夫?桜」
「大丈夫だよ。ありがとう、翔哉くん」
はい、と翔哉くんに渡されたお茶を受け取る。
渡されたお茶からは湯気が出ている。
まだ入れたてなのかな。
「頭とか痛くない?」
「うん!全然っ」
笑顔で翔哉くんに答える。
翔哉くんも心配してくれてたんだなあ。
いろんな人に心配かけちゃって、申しわけないな、と思いながらもう元気だと言う様にベッドから降りる。
「桜!今が大丈夫でも後から痛くなる場合だってあるんだからね?安静にしてなきゃダメでしょう!」
「大丈夫、だいじょ、」