元姫と現姫ー嘘に塗れた真実ー
目眩と共に、浮遊感。
あ、倒れる…、と思った時には翔哉くんが支えていてくれた。
「っと、大丈夫じゃないじゃん。」
「え、へへ…」
へらっと笑ってみるがそれでは誤魔化せれなかった。
「ほら!全然大丈夫じゃないでしょ!」
「ご、ごめん」
「無理に起き上がらなくて良いから寝てて!」
麗華に怒られ、
翔哉くんにベッドへと戻される。
うぅ…、心配かけないように元気アピールしようとしたつもりが、余計心配かける羽目になっちゃったなあ…。
こんな事なら、ベッドから起き上がるんじゃなかった。
無駄なことしちゃったな。