迷宮ラブトラップ
次の日、瑞香は子供を病院に連れて行っていた。
待合室にいる時、遼也からの電話が鳴った。
出ることが出来ず一度は見送ったが、しばらくしてまたかかってくる。
あわてて病院の外に出て電話を取る。
「やっと出た。
あれはたまたま時間が空いたから行っただけだから。
急に今から来いなんて、家庭がある瑞香には言えないだろ。
ともかくゆっくり会って話そう?
俺が仕事の時間わざわざ空けるなんて、本当だったらしないんだからな。」
はい、とか
うん、とか
言うだけで精一杯だった。
わかってくれたの?
信じても良いの?
待合室にいる時、遼也からの電話が鳴った。
出ることが出来ず一度は見送ったが、しばらくしてまたかかってくる。
あわてて病院の外に出て電話を取る。
「やっと出た。
あれはたまたま時間が空いたから行っただけだから。
急に今から来いなんて、家庭がある瑞香には言えないだろ。
ともかくゆっくり会って話そう?
俺が仕事の時間わざわざ空けるなんて、本当だったらしないんだからな。」
はい、とか
うん、とか
言うだけで精一杯だった。
わかってくれたの?
信じても良いの?