ー君は俺の光ー[1]

何だろう?あれは。



パタンとドアの閉まる音がする。



見やると麻央が閉めたらしく、一瞬目が合う。



微かに笑みを浮かべ、ソファーの方へ向かい白い1人用のソファーに座った。




「久美どした?座ろーぜ♪」




掴まれたままの腕を引っ張られながら手前にあるソファーへと促され座る。



横には何故かニコニコとした晴可が座った。



俺が座ったソファーの前には、仰向けに寝そべりながら家と同様にケータイを扱う惠がいる。


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