ー君は俺の光ー[1]
「いや、大丈夫。えっと…今から詔子さんを送る訳だけど家どの辺りか教えてくれるかな?」
「は、はいっ。あの…柳屋大の近くです。」
聞いといてアレだけど、柳屋大ってどの辺りにあんだろ…さっぱり分かんねーわ。
「だってさ、柏木。そこまで宜しく。」
「…了解です。」
少ーし何か言いたげな柏木を見遣った後、瞼を閉じる。
詔子さん家に着いたとしても、帰すのは難しいかもな…。
状況確認の為に向かっているようなもんだ。