ー君は俺の光ー[1]
音楽プレーヤーのヘッドホンを耳に着け音量を上げる。
今日も教室まで猛ダッシュ。
朝から疲れさせないで欲しい。
昨日と同じように教室に着いてクマのリュックを置く。
ダッシュして暑くなって脱いだジャケットを、これまた昨日と同じように泉李のイスに掛ける。
スマホを取り出してパーカーのポケットにしまったと同時に女の子から「話したい事あるから来て欲しい。」と言われて女の子の後を着いて行く。