ー君は俺の光ー[1]

4時限目が始まり俺の忍耐力を試す時間がやって来た…。



数学…数字と訳の解らない公式を見たり聞いていたりすると猛烈に眠気が襲う。



寝てしまいたいがそーもいかない。



寝てしまうと教師の武器であるチョークが飛んでくるからだ。



何回お見舞いされただろうか…。



その度に俺は投げ返し教師の額にヒットさせている。



泉李と言えば、あの絶対零度の笑みを浮かべ無言で教師を見る。


< 75 / 344 >

この作品をシェア

pagetop