ー君は俺の光ー[1]

睨まれたカエルとなった教師は泉李がやめるまで固まり続ける。



御愁傷様、としか言いようがない。



泉李がいない事にホッとしたらしい教師は饒舌だ。



それがまた俺の眠気を刺激する。



頼む…。



早く終わりのチャイムよ、鳴ってくれ。



頑張っていた俺の意識が飛びそうになった所でチャイムが鳴った。



何とか寝ずに4時限目をやり過ごした俺はその反動からか、昼飯を買いに行く気力がない。


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