志ーこころー 【前編】─完─
そうと決まれば実行だ
芹沢は幹部の一人
きっと待っていればそのうち嫌でも顔を合わすことになるだろう
そして芹沢は無類の酒好きと史実に残っている
上物の酒を用意しておこうか
……でもどこから??
いまのあたしの給金は一文銭が五十枚とそこそこ……
これじゃあ買えない……
アルバイトでもするか?
いやいや、そんなことをしている暇はない
もうすぐ山崎と共に監察方としての任務が任されるはずだ
あたしもおちおちしていられない