志ーこころー 【前編】─完─
志乃「……ごめん……。これだけは勘弁……」
山崎「………………どうしてもか……?」
山崎は悲しみと諦めと、怒りとをたたえた瞳で、あたしをまっすぐから射抜くように見据える
志乃「………………………………ごめん…………」
山崎「……※是非に及ばず……か……」
※是非に及ばず・・・やむを得ない、仕方ない
今だ!!
あたしは全速力で書物を抱きかかえて、部屋から飛び出した
山崎「????!!!!こら!待たんかいッ!」