弁護士シリーズ作品第1弾!
『身勝手な弁護士』
私はどこに居ても人に守られてばかり…
晧覬や白鷺さん桐生先生。事務所の人達。父や母。お義父さんお母さん。
どれだけ私は守られたらいいんだろう…
どれだけ回りに迷惑を掛けてるんだろう…
「藤堂さん?どうされましたか?気分でも悪いんですか?」
いえ…
違います…
ただ…
主人の事が気に成ったもんで…
「ご主人さんなら大丈夫ですよ。桐生先生が付きっきりですから何かあれば直ぐに連絡が入ります…」
桐生先生が?
晧覬に付きっきり?
「ご主人さんと桐生先生は先輩と後輩の仲だと聞いてます。奥さんもお二人の後輩にあたるんでしょ?」
はい。そうです。
小、中、高と同じ学校へ通ってました。
学年が違うので会う事も無かったんですけどもね。
そう答えると…
「羨ましいですね。皆さんお知り合いで繋がりがあって…
とても素敵な事だと思いますよ。」
そうなんですか?
「みんな仲間じゃ無いですか…。助けあってますからね。助けられるのを負担に思ったらダメなんですよ。必要な事ですから…」
……………………。
必要な事…
そうなの?