中距離恋愛
凛ちゃんがリュックを背負い、帰りの支度をしたのを確認すると、
「じゃあ凛ちゃん。
サヨナラしましょうか」と促し、挨拶をした。

凛ちゃんたちの帰りを見送ると、
「夏帆先生。
時間だから上がっていいよ。明日は出番でしょう?」
と美咲先生に言われた。

そう…
明日は土曜保育の当番日だ。
急ぎの仕事もないので、
「お疲れさまでした。お先に失礼します」
と、残っている先生方に挨拶をして帰る。

いつものように歩いて帰る。
途中、左紀からメールが入る。

『ビーフシチューを作ってるよ。ロールパン買うの忘れたから買ってきて』
左紀らしくて、思わず笑ってしまう。
簡単に、『了解』とだけ返信をして、近くのコンビニに入った。
ロールパンとデザートにプリンアラモードを2つ買ってコンビニを出る。

…疲れているのかな…
すごく甘いものが食べたい気分。

ちょっとおかしいと感じたのはコンビニを出てから。
どこからか見られているような…
後をつけられているような…
時々、強い視線を感じた。



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