中距離恋愛
「ちゃんと大地から話を聞いてこいよ」
「……………」
「…それでも夏帆が大地より俺を選んでくれるなら、結婚しよう!」
「…えっ?」
「だから、それまでは結婚の話は白紙」
「ちょっと待ってよ!
私が好きなのは剛なんだよ。
それなのに、どうして今さら5年前の話を聞かなくちゃいけないの?」
「なぁ夏帆。
俺のことが好きなのに、どうしてすぐに大地からの告白を断れなかった?
多分まだ、お前の心のどこかに大地がいるんだよ。だから…」
私は彼の言葉を遮るように言った。
「剛は私のこと、好きじゃないの?
5年前、大地さんと藤森さんに何があったのか分からないけど、それを聞いて、私が大地さんを選んでもいいの?」
そう尋ねると、剛が静かに答えた。
「…本気で夏帆のことが好きだからだよ。
夏帆の幸せを願ってる。
もちろん、俺が幸せにしてやりたいよ!
…それに、好きだから怖いんだ。手に入れてから夏帆を失うのが…。
だったら、ちゃんとすべてを知った上で、俺か、大地か、選んでほしい」
そう言う剛は、真剣な表情(カオ)だ。
「……………」
「…それでも夏帆が大地より俺を選んでくれるなら、結婚しよう!」
「…えっ?」
「だから、それまでは結婚の話は白紙」
「ちょっと待ってよ!
私が好きなのは剛なんだよ。
それなのに、どうして今さら5年前の話を聞かなくちゃいけないの?」
「なぁ夏帆。
俺のことが好きなのに、どうしてすぐに大地からの告白を断れなかった?
多分まだ、お前の心のどこかに大地がいるんだよ。だから…」
私は彼の言葉を遮るように言った。
「剛は私のこと、好きじゃないの?
5年前、大地さんと藤森さんに何があったのか分からないけど、それを聞いて、私が大地さんを選んでもいいの?」
そう尋ねると、剛が静かに答えた。
「…本気で夏帆のことが好きだからだよ。
夏帆の幸せを願ってる。
もちろん、俺が幸せにしてやりたいよ!
…それに、好きだから怖いんだ。手に入れてから夏帆を失うのが…。
だったら、ちゃんとすべてを知った上で、俺か、大地か、選んでほしい」
そう言う剛は、真剣な表情(カオ)だ。