中距離恋愛
私と大地さんは手を繋いだまま、ゆっくりと歩き出す。
その後ろ姿を、左紀と篠田さんがずっと見ていたなんて知らなかった…。
歩きながら話したのは今日の試合のことや、これからのこと。
「夏帆さ。俺が卒業したから、もう俺たちの関係は終わりになると思っているだろう?」
「…えっ?はい。違うんですか?」
「…違うよ。つか、なんで敬語?」
「あっ…。すいま…ごめんなさい」
「まっ、いいけど。
俺は夏帆が好きだから、これからも付き合っていきたい。今までみたいに頻繁に会えないから、不安なさせるかも知れないけど…。それでも、夏帆の一番そばにいたい。
ダメか…?」
大地さんが言う。
そんなふうに考えてくれていると思わなかったから、ビックリしたけど嬉しかった。
だから私は、
「はい。よろしくお願いします」
と答えた。
私たちは、学校近くの公園に来ていた。
3月中旬。
夕方はけっこう寒くて、公園には大地さんと私だけ…。
なんとなく、予感はしていた。
その後ろ姿を、左紀と篠田さんがずっと見ていたなんて知らなかった…。
歩きながら話したのは今日の試合のことや、これからのこと。
「夏帆さ。俺が卒業したから、もう俺たちの関係は終わりになると思っているだろう?」
「…えっ?はい。違うんですか?」
「…違うよ。つか、なんで敬語?」
「あっ…。すいま…ごめんなさい」
「まっ、いいけど。
俺は夏帆が好きだから、これからも付き合っていきたい。今までみたいに頻繁に会えないから、不安なさせるかも知れないけど…。それでも、夏帆の一番そばにいたい。
ダメか…?」
大地さんが言う。
そんなふうに考えてくれていると思わなかったから、ビックリしたけど嬉しかった。
だから私は、
「はい。よろしくお願いします」
と答えた。
私たちは、学校近くの公園に来ていた。
3月中旬。
夕方はけっこう寒くて、公園には大地さんと私だけ…。
なんとなく、予感はしていた。