中距離恋愛
「そっか。じゃあ俺、コンビニで軽く買うわ」
大地さんはそばにあるコンビニに入った。
ホテルの部屋に戻り、コンビニで買ったおにぎりを食べはじめる大地さん。
「何か、1人で食べてばかりいて悪いな。
夏帆、先にシャワー浴びてきていいよ」
私に気を使って、そう言ってくれた。
私は言われた通り、バスルームでシャワーを浴びる。
シャワーを閉めて、ハタッと気付く。
…どんな格好でバスルームを出たらいいの?
考えても仕方ない。
用意したセットのキャミとショーツを着て、バスローブを羽織る。
なんか恥ずかしいけど、変ではないよね?

バスルームから出ると、入れ違いに大地さんがシャワーを浴びに行く。
私はどうしていいか分からず、ソファーに腰掛けて待っていた。
シャワーの音が止み、大地さんが出てくる。
トランクスだけ穿き、上半身は何も着ていない。
目のやり場に困るよ。
大地さんは私の前に来て私の手を取ると、ソファーから立たせてベッドへと連れて行きながら
「夏帆。
今からお前を抱くから」と言った。

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