永遠を君に
幸せって・・・何?
あれから家について、パソコンを開いてみるとメールが珍しく30件も来ているのをみて不振に思い、メールボックスを開いた。

そこには・・

「シネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシ」

「お前なんて生きる資格なんてねぇんだよ」

「お前みたいな男ったらしはカズと付き合う権利なんてない」

・・・・・・。

あたしは唖然とした。

「あたし、カズのこと好きなのに・・・。」

ん・・あたしが恨まれるのはもしかして、みんなの憧れの桜丘にあたしが入ったからなの・・?だからみんなあたしを恨んでるんだ・・・。

あたしはこのメールを全件消去して、自分のベットへと寝転んで窓から外を眺めた。

「あたし・・・カズのこと好きになったらいけないのかな。」

自然に涙が溢れ出したけど、あたしは涙を今ここで流したら、他のやつらに負ける気がしたから涙を堪えることにした。

「もう、今日のことは忘れて寝よっ・・。」

あたしは深い眠りについた。その深い眠りの中であたしは、ユウと出会った。

「あの男は本当にいいやつだよ。何が起こっても、あの人の前から消えたらだめだよ。」

ユウはそれだけを言うとあたしの前からスッ消えていく。

いつの間にかあたしは涙を流しながら、眠っていた。

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