CHECKMATE


「この……デスクは?」
「あ、それか。それは明日から捜査に加わる科警研 特別研究員のデスクだ」
「特別研究員?」
「あぁ。天才的な頭脳を持った化学者で、海外での実績もある有能な人物だ」
「へぇ~。そんな才能を持った人が………」

水島は自分の隣りのデスクを見つめていた。

「三國は知ってるのか?鑑識なら科警研との繋がりも結構あるだろ」
「あぁ。まぁ、噂では聞いた事がある。実際会った事は無いが、クールビューティーだと聞いている」
「はっ?!……女かよ。女でそんな凄い才能の奴が………」
「まぁ、そう僻むな。人には得手不得手があるように、適材適所がある。水島には水島の得意分野を思う存分活かしてくれればいいから」
「はいっ!!」
「一輝さん、そろそろ時間です」
「おっ、そんな時間か?」
「はい」

剣持に促され、業務日報を急いで仕上げる千葉。
それを書き終えると、千葉は捜査資料に目を通している神保に声を掛けた。

「照さん、すみません。これから科警研で打ち合わせでなので、後の事は照さんに……」
「………了解」

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