CHECKMATE
皆一様に任務を確認し終えると、
「じゃあ今夜から、宜しく頼む!!」
「「「了解!!」」」
千葉は右手で拳を作り腕を伸ばすと、それに合わせるように剣持、水島、三國、倉賀野、神保が同じように拳を作り、お互いの拳を衝き合せるような形を取った。
男同士、阿吽の呼吸とでもいうのか、一瞬で刑事の顔になる。
けれど、夏桜にとってはそんな行動1つ取っても違和感でしかない。
6人の視線が一斉に注がれ、自分も同じ事をするのだと理解した。
そして、渋々だが拳を作り腕を伸ばし、彼らの拳に突き合せると、千葉の左手がその上にグッと重なった。
「チーム『S』の初仕事だ。チームプレーだが、それぞれに思う存分発揮してくれ」
「「「了~解!!」」」
かくしてチーム『S』は、夜の街に蔓延る姦人一味を一網打尽にすべく動き出した。
翌日の18時35分、歌舞伎町近くの路地裏にチーム『S』が集結していた。
「水島、準備はいいか?」
「はい、いつでも行けます」
「………頼むな」
「はい!任せて下さい」
千葉に肩を叩かれ、水島と三國はクラブ『AQUA』へと向かった。