嘘つき姫と嘘吐き王子。



「世奈、どうするの?」

恭ちゃんは私の顔を真剣な瞳で見つめる。



答えは一つ。



『あんなやつ、好きになる訳がない。自分勝手だし』




その言葉を聞いて、恭ちゃんはため息をついた。


ホッとしたため息なのか、全く世奈は…っていうため息なのか…。



兎に角、私はあんなやつは嫌。




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