お見合いの達人
あり得ない。

そんな、2対一のお見合いなんて。

呆然とするあたしを置いて、

「あら、それもいいわね?

 じゃあ、今日は一日三人で過ごしてみるといいわね?」」

とか言って、

伯母さん逃げを決めた。

電話でしかも一度も会ったことのない人たちと、

お見合いを設定するなんて

手抜きもいいところじゃない。


「じゃあ行きましょうか?」

双子の二人のどっちかに手を差し伸べられ、

反射的に手を添えてしまった。

だって彼らは、信じられないくらいイケメンだったから。

でも、チャラいって感じじゃなくて、

こう、アウトドアで仕事してますって感じの、

陽に焼けた、がっちりしてる感じの人たちで、

なんか、外見はかなりOK出したい感じなの。



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