天空のエトランゼ{Spear Of Thunder}
空気を、切り裂くような音がして、ロバートに襲いかかろうした魔物達を、切り裂かれた。

「凄い…」

ロバートは、自ら振るった剣の威力に、感嘆した。

「そうよ。それでいいの」

紅は、頷いた。

その時、

高々と鳴る法螺貝の笛が、辺りに響いた。

無数の矢が、雨のように降り注ぎ、魔物達に突き刺さった。

馬の轟きと、蹄の音。

地響きが、世界を揺らした。


「あれは…」

いつのまにか現れた…騎馬兵。


そこに、掲げられた旗印の紋章…。

僕には、見覚えがあった。

「あれは…」

アルテミアも、トンファーを振るいながら、気づいた。

「織田の軍勢だ…」

サーシャは、迫り来る軍勢を睨んだ。

圧倒的な力を持って、魔物達は駆逐されて、砂に戻っていく。

一頭のひたすら目立つ…立派な馬に乗った武将が、僕達の前に来た。

「赤星浩一殿と、お見受けするが…」

武将の言葉に、僕は驚きながらも、頷いた。

「いかにも…僕は、赤星浩一だ」

「我が主、織田信長様が…城にて、そなたをお待ち申しております」
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