不器用な初恋~俺は君のことが好きだ~
「千恵!」
「あ、あの馬鹿」
練習が休憩だったらしく千葉君が走って来た。
フフフ…
千恵、真っ赤になっちゃって可愛い。
「今から帰んの」
「うん」
「後30分くらいで終わるんだけど」
「それがどうしたの?」
「待ってて欲しいな~って思ったりして」
「え~嫌よ。これから凛とハンバー ガー食べに行くんだから」
「じゃあハンバーガー奢るからさ、 あ、勿論水島の分も。ダブルバーガーのセット」
「ダブルバーガーのセット!分かった、待つ。ね~凛」
「ち、ちょっと何で私まで待たなきゃいけないのよ。千葉君は千恵さえいればいいんだから。私は帰る」
「凛が帰るなら私も帰る」
ちょっと千恵ってば。
「水島、頼む。残って来れ。邪魔じゃないから」
何故か両手を合わされて拝まれている。
私は仏様か!
「分かった、分かりました」
「水島、サンキュー」
私の手を取り振り回してるし。
フフフ…
本当に千葉君、千恵のことが好きなんだね。