【完】ワガママクイーン
翌日以降、俺はリクと一言も話さなかった。



数日後、奈緒がリクに振られたと
他の友人に聞いた。

なんとも思わなかった。



そんな時に、引越しの話がやってきて
俺はやっとリクと話をすることにした。



「リク・・・」



「優・・・。久々に話すな
今まで、俺が話しかけても無視してたのに」



「ごめん。実は俺、引っ越す事になったんだ」



「え・・・」



「さっきも言ったけど、無視とか八つ当たりとかして
ホントごめん。あと、今までありがとな」



「優・・・。こちらこそ、今までありがと」



「俺決めたわ」



「何を?」



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