【完】ワガママクイーン
生徒会の仕事をしているときも
やっぱり、お兄ちゃんと百合愛先輩はなんかよそよそしい。


やっぱり、気になる・・・何かあったのかな・・・?


私はその考えを頭の片隅に置きながらも
生徒会の仕事を続けた。

今日は、塾もある日なので学先輩と一緒に
みんなより早くに学校を出た。


「ねぇ?気がついてる?会長と優のこと」


「え?もしかして、学先輩も気がついてたんですか!?」


「うん。まぁね」


「やっぱり何かあったのかな・・・」


「いいの?」



「え・・・?何がですか?」


私はなんのことか分からず聞き返した。


「いや、俺の予想だとあの二人多分両想いだよ?いいの?」


「え?だから何がですか?」


私はまた質問を質問で返した。


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