【完】ワガママクイーン
そのあとの声は何故か聞こえなかった
本能的に聞こえないように
俺の耳がそうしたのかわからないけど。


俺はいつの間にかその公園を出ていて
自分の家に向かって歩いていた。



斗真が告白をしている場面を思い出すと
斗真の目の前には百合愛が立っていたのが分かる。



俺が、もっと早く百合愛のことが好きだと
気づいていれば、こんなことにならなかったかも知れない・・・。



なんで、気づかなかったんだよ・・・!



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