【完】ワガママクイーン
俺はしばらく訳のわからないままだった。



俺は我に返り時計を見てみると
百合愛が出て行った時から
あまり時間は立っていなかった。


そうだ!百合愛!どこいったんだ、あいつ!



俺は百合愛の後を追いかけようとして立ち上がった。



「光輝兄さん相変わらずですねー・・・」



斗真が言った言葉に俺の動きが止まった。



”兄さん”?


「と、斗真・・・兄さんって?」



「ん?あぁ・・・百合愛ちゃんのお兄さんのことだよ
俺は尊敬の気持ちを込めて光輝兄さんってよんでるんだ!」



「そ・・・そうなのか・・・
ってきりお前とも血が繋がってるのかと・・・」



「そんな訳無いじゃん!!」



笑いながら言う斗真にすこしムカついたが黙っていた。



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