Love Game

何でそこで俺にふるんだよ。

「瑞希さんって漣君にもわりとズバズバ言ってるしお姉ちゃんみたいだよね」

お姉ちゃんじゃないつうの。

桐原さんがニヤニヤ笑いながら

「へぇ~瑞希は漣にも姉貴分か」

「桐原さん」

思わず桐原さんを睨んでしまった。

「瑞希は漣ともよく仕事をしてんのか?」

「え、えぇ」

「今度専属をお願いしようかと思ってるんです」

「えっ?」

矢野さんの言葉に俺が驚いた。

「矢野さん?」

「うん、まだ瑞希さんには聞いてないんだけど。絵梨香ちゃんの専属だからどうなるか分からないけど、もう漣にも専属いた方がいいし。ま、そんなしょっちゅうじゃなくても事務所の会報とかカレンダーとか写真集とか事務所主体の仕事の時に頼めたらと。 それなら絵梨香ちゃんの専属でも大丈夫だろうし」

「そうですよね、同じ事務所だし。瑞希さんがうちの事務所専属って形でも」

杉田さんも乗り気のようだ。

確かに瑞希が俺の専属になってくれたら堂々と一緒にいられる。

「漣、顔が緩んでる」

桐原さんがそっと。

あっ!

いけない。

絵梨香達にバレたらヤバい。



< 331 / 539 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop