Love Game



完全に囚われてしまったみたい。

あの『3ヶ月のゲーム』って言われた時に逃げ出しておけばとどんだけ悔やんだか。

私にあんなゲームなんか出来ないことは初めから分かっていたことなのに。

漣がまさかゲームでなく本気だなんて夢にも思わなかった。

ううん、『本気だ』って言われても嬉しい反面、否定しなければと頑なになって… 今も本当にいいんだろうかって思いはある。

でも迎えに来てくれたことは、『闘わずに逃げるな』って言ってくれたことが本当に嬉しくて…

私は何を言われてもいい。

でも漣を傷つけちゃいけない。

一緒にいて本当にいいのかとも思うけど今の私は漣の傍にいたい。

だから漣の言うように『闘う』

今まで以上に漣を…絵梨香ちゃんを輝かせる。

熱いシャワーを浴びてバスルームから出る。

と!

「長湯だな。溺れてんのかと思った」

腕組みをして壁にもたれていた。

「どうしたの?」

慌ててバスタオルを手に取って体を隠す。

「ん?それはこっちの台詞。もう30分以上経ってるからまたバスタブで寝てんのか倒れてんのかと気になって見に来た」

「えっ?」

30分以上って…

そんなに経ってたのか。

「ごめんなさい、心配かけて」

「ん、いいさ。なんともないなら」

「うん。…あ、先に行っていて」

いくらなんでも漣の目の前で着替えられない。

「ん?ククク…やっぱり恥ずかしい?」

「……」

あ、当たり前じゃない。



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