㈱恋人屋 TWICE!
もちろん、このことは菜月くんにも話した。
「マジで、またやるの?」
「うん。」
「ま、ケガしないようにしないとな。」
「ふふっ、そうだね。」
「お、何か余裕だな?」
「余裕じゃないよ。だって今度は、私を標的にしてるんだよ?」
「じゃあ、また協力者探しするか。」
「誰?」
「とりあえず前の人達は協力してくれるだろ? あとは本店の人達と…こっち来てからの人も大丈夫か?」
「大丈夫でしょ。」
「何か余裕っぽいんだよな…。」
「もう、何よ~。」
こうやって平和に話をしていられるのも今のうちだということを、私はまだ知らずにいた。
翌日。
会社のパソコンで社内の状況を見ていると、とんでもないことに気づいてしまった。
友也先輩をはじめとする、本店時代に私と同じ班だった先輩全員が辞めていた。
「ちょっ…これ、どういうこと!?」
私は詳しく調べた。すると、退職理由が全員「志願退職」となっていた。
「で、でも、嘘だよね、これ…。」
恐らく…社長の差し金だろう。
むりやり辞めさせたんだ。私を不利にするために。
「…。」
私は決心した。何が何でも、社長を倒す。今度は、戻ってこれないほどに。
「マジで、またやるの?」
「うん。」
「ま、ケガしないようにしないとな。」
「ふふっ、そうだね。」
「お、何か余裕だな?」
「余裕じゃないよ。だって今度は、私を標的にしてるんだよ?」
「じゃあ、また協力者探しするか。」
「誰?」
「とりあえず前の人達は協力してくれるだろ? あとは本店の人達と…こっち来てからの人も大丈夫か?」
「大丈夫でしょ。」
「何か余裕っぽいんだよな…。」
「もう、何よ~。」
こうやって平和に話をしていられるのも今のうちだということを、私はまだ知らずにいた。
翌日。
会社のパソコンで社内の状況を見ていると、とんでもないことに気づいてしまった。
友也先輩をはじめとする、本店時代に私と同じ班だった先輩全員が辞めていた。
「ちょっ…これ、どういうこと!?」
私は詳しく調べた。すると、退職理由が全員「志願退職」となっていた。
「で、でも、嘘だよね、これ…。」
恐らく…社長の差し金だろう。
むりやり辞めさせたんだ。私を不利にするために。
「…。」
私は決心した。何が何でも、社長を倒す。今度は、戻ってこれないほどに。