破滅の魔導師




今日はあの試験の日らしい。


さぁて。私はどこまでいけるかなぁ


どこまで楽しませてくれるかなぁ。


ぞくぞくとした感情を抑えるためにパーカーのポケットに入ってたアメを口に放り込む。


グレープ味か…

「ユラちゃんっ!おはよぉ」

「ん。カグラおはよ。」

今日もカグラはキラキラしてる。

金色の髪を二つにくくり、白とピンクのジャージを着こなしている。


そういえば他をみてもジャージばかりだ

ヤバい。
私、Tシャツにパーカー。そんで下普通の短パンだわ。


動けるっちゃぁ動けるな。

気にしないわ。別に。





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