エリート同期のプロポーズ!?
「確かに、急すぎるよね。じゃあ……一ヶ月、待つよ」


「え??」


「一ヶ月後……ああ、丁度七夕じゃん。良くできたドラマみたいだな」


「な、なにが?」


「一ヶ月後、七夕の夜。この席で待ってるから」


「…………」


「その間に俺が怪しくないか、詐欺師じゃないか。よーく調べるなりなんなりしてよ。それで、プロポーズ受ける気があれば、来て」


「いや。今ここで返事でいいんだけど」


「大事なことなんだし、よく考えた方がいいだろ?」


……出逢って四日目でプロポーズしてきたお、ま、え、が、い、う、なっっ!!!
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