エリート同期のプロポーズ!?
『いってらっしゃインド!』
ふざけた返信をして、祈るようにスマホを見つめる。
節電モードで、感傷に浸る間もなく、スッとディスプレイが真っ暗に落ちる。
あたしの顔が、黒い四角の中に映りこむ。
……変な顔。
どうして、こんなあたしの事を絢斗君は好きだって言ってくれるんだろう。
……本気、なのかな。
どっちにしろ、あと1ヶ月、あたしはどうすることも出来ない。
絢斗君の身辺を調べるような真似も出来ない。
何となく持ち歩いているこの指輪。
……高価なんだろうな、っていうことは一目で分かる。
細かくカットの入ったダイヤモンド。
映画やドラマなんかで見たことはあるけれど……
あたしが、こういうものを手にする時は、もっと幸せ一杯なんだと思ってた。
もっともっと、染み渡るように幸せを感じていると思っていた。
あたしは、スマホと指輪のケースをバックに放りこんで、席を立った。
ふざけた返信をして、祈るようにスマホを見つめる。
節電モードで、感傷に浸る間もなく、スッとディスプレイが真っ暗に落ちる。
あたしの顔が、黒い四角の中に映りこむ。
……変な顔。
どうして、こんなあたしの事を絢斗君は好きだって言ってくれるんだろう。
……本気、なのかな。
どっちにしろ、あと1ヶ月、あたしはどうすることも出来ない。
絢斗君の身辺を調べるような真似も出来ない。
何となく持ち歩いているこの指輪。
……高価なんだろうな、っていうことは一目で分かる。
細かくカットの入ったダイヤモンド。
映画やドラマなんかで見たことはあるけれど……
あたしが、こういうものを手にする時は、もっと幸せ一杯なんだと思ってた。
もっともっと、染み渡るように幸せを感じていると思っていた。
あたしは、スマホと指輪のケースをバックに放りこんで、席を立った。