エリート同期のプロポーズ!?
あたしは、出会って数日の人のアプローチに……応えて?



うーん。


やっぱり、志帆とあたしは根本的に違っているような気が……。



飛び込む勇気、という点は同じだけど。



「でもさ、お金って大切だよね」


黙りこくるあたしを見かねてか、志帆が呟く。


「あるに越したことはないと思うよ」


「……そうだ、ねぇ……」


濁すような返答をしてしまう。


「しかも絢斗君イケメンじゃん」


「そう、ねぇ…………」


なんだなんだ。


あたしは、隠していた悪い点数のテストが見つかったような居心地の悪さを感じてしまって。
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