エリート同期のプロポーズ!?
「…………っ」


不意に、物凄い力で引き寄せられる。


思わずつぶってしまった目を開くと、すぐ近くにキラキラした絢斗君の目。


彫ったみたいにくっきりした二重に、長い睫毛に、不思議な薄い茶色の瞳……じゃなくてじゃなくてーーーーっ!!!


ドンッ!!!


ありったけの力で突き飛ばす。


「な……にすんのっ……?」


ぐいっと引っ張られた手首と、


そのまま掴まれた腕と。


……感覚がはっきりと残ってる。じんじんと痛みが広がる。


キスされたかと思った。


「……っくっくっく…………」


絢斗君が笑っている。


「やっぱり面白い、まりかちゃん。さ、なに食べる?」


「……な、なんでも」


「さすがに今日、来なかったら一人で二人分コースはきついなと思って、先に頼まなかった」


「……へ、へぇ……」


自信満々、来て当然、って思ってるかと……。


意外と普通の人なのかな?


て言うか、キスまがいの行為に関してはスルーですか……。
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