エリート同期のプロポーズ!?
「そう言えば……李花達のとこは、どんな感じなの?」


摩耶がにこにこと微笑みながら聞いてくる。


「どんな感じって……普通だよ」


「普通ってなによー!?」




央の、目の前で。


しかも、何だかよく分からないけど、沙耶香ちゃんとのことが不透明な状態で。


あたしの話なんて、したくない。


でも、そういうのを差し引いても、本当に話すことが思い当たらない。


絢斗君は、大分毎日忙しいみたいで、『付き合おう』と出直して以降、まともにゆっくりデートなんて殆どしていなくて。


電話やメールでのやりとりがメインって感じだから、まるで遠距離恋愛。


だけど、顔が見えない分、聞きにくい話や普通なら出来ないような深い話も出来たりして、そんなに寂しくはない。


それに……お陰で、徐々にあたし自身の気持ちも無理せず絢斗君に向いている、と実感しているところ。


日に日に『大切に想われているんだな』って実感するし、あたしも、絢斗君が大切なんだって感じてる。


忙しいくせに、あたしの友達に早く会いたい、紹介してと言ってくれる辺りも、距離を縮めようとしてくれているみたいで嬉しい。
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