エリート同期のプロポーズ!?
「うそうそ、かわいい系」


「いや、大丈夫だから、そういう気遣い……」


分かってるけど、へこむから放っておいてほしい。


絢斗君、本当にかっこいいし。


しかも、その上お金持ちだとか、ちょっと同情引くような身の上だなんて、女の子が食いつくのが手に取るように分かる。


そりゃあ、軽い事件レベルに今までもててきたんだろうね。


女の子なんて、選り取りみどりだっただろうから……


きっと、今あたしがいる『絢斗君の彼女』の座は、本来ならあたしなんて座れない。


もっと、美人で、スタイルもよくて、育ちもよくて、勿論性格もよくて……


そういう人がいるべき場所。


変なの。


「李花ちゃん、かわいいから良いこと教えてあげるよ」


「……かわいい、は要らないけどさ……何?」


「俺の元カノ、李花ちゃんの知り合い」




……はい???
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