惑わしの5days・番外編集
不安を圧し殺し、私より10cm程背の高い冴城……想兵を見上げて問うと、想兵はメチャクチャ嬉しそうに承諾してくれた。
その姿はまるでクリスマスにプレゼントを貰った小さい子供の様で、自然と私の口元にも笑みが宿る。
「―――じゃあオレ、そろそろ帰んないと……」
「あっ、じゃあ手袋返すね。想兵、今日は誕生パーティーに来てくれてありがとう」
帰ると言う想兵に手袋を返そうと、近づいた時だった。
「その前に……」
「………えっ?」
気づいたら私の顔のすぐ近くに想兵の顔があり、唇に何か柔らかいものが触れていた。
その姿はまるでクリスマスにプレゼントを貰った小さい子供の様で、自然と私の口元にも笑みが宿る。
「―――じゃあオレ、そろそろ帰んないと……」
「あっ、じゃあ手袋返すね。想兵、今日は誕生パーティーに来てくれてありがとう」
帰ると言う想兵に手袋を返そうと、近づいた時だった。
「その前に……」
「………えっ?」
気づいたら私の顔のすぐ近くに想兵の顔があり、唇に何か柔らかいものが触れていた。