片恋《涙》短編
「一番に思い浮かぶ人、姫乃だよ。でも、俺は分かんなかったんだ。好きとか…でも、姫乃の隣に居る奴が俺じゃないのは嫌だ!!」



この野郎…



好き勝手言いやがって



心では悪態をつきながら、再び涙を流している自分に気付いた。



『なんなのよ、もぉ…人がせっかく諦めようとしてたのにぃ…』



「諦めないでよ。俺、せっかく気付けたのに…姫乃が大好きだって。」



『自己チュー…』



「ごめ…ん。」



『知ってるけど。』



ニッと笑って顔を上げると泣きそうな顔をして、私を見下ろしていた



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