片恋《涙》短編
「え!?痛い?!大丈夫?」



痛いよ…



息も出来ない位辛いよ



だから、もうズルい事やめる



友達もやめる



『私、……アンタが好き』



「…は?俺?」



間抜けな顔して私を見る



『…うん、好き。』



何か、返事が欲しいわけではないのに、言葉を待ってる自分がいる



「俺?だって…彼女いるし…今まで、そんな事言った事ないのに!!なんで…」



なんで?



『なんでだろう、本当に…なんでだろうね。なんでアンタ何か好きになったんだろうね』



そう言って、泣きながら笑って見せた



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