全部、抱きしめて
「直也とのことバラされたら困るよね?」
「困ります」
「バラされたくなかったら、オレともデートしてよ。それが口止め料」
「はぁ?」
わけが分からない。
今、目の前にいる上司は何を言っているんだろう?
「直也とのことバラされたくないんだろう?」
そう言って、長谷部さんはあたしの両手首を掴んだ。
ダラダラダラダラ。
冷や汗がひたすら出てくる。
長谷部さんって、こんなチャラい人だったの?
「今度、デートしよう」
「嫌です。無理です」
全力で首を横に振る。
「デートが無理なら、キスでいいや。案外、直也より上手いかもよ?」
「冗談やめて下さい!」
手首を強く握られているせいか、自由に
体を動かせないでいるとーー。
「困ります」
「バラされたくなかったら、オレともデートしてよ。それが口止め料」
「はぁ?」
わけが分からない。
今、目の前にいる上司は何を言っているんだろう?
「直也とのことバラされたくないんだろう?」
そう言って、長谷部さんはあたしの両手首を掴んだ。
ダラダラダラダラ。
冷や汗がひたすら出てくる。
長谷部さんって、こんなチャラい人だったの?
「今度、デートしよう」
「嫌です。無理です」
全力で首を横に振る。
「デートが無理なら、キスでいいや。案外、直也より上手いかもよ?」
「冗談やめて下さい!」
手首を強く握られているせいか、自由に
体を動かせないでいるとーー。