恋はしょうがない。〜初めての夜〜 + Side Story ①&②



真琴は、古庄の怖いくらい真剣な目に、心も体も貫かれる。


古庄の優しい微笑みは誰にでも向けられるが、この目で見つめられるのは真琴だけだ。
この視線はその鋭さにかかわらず、真琴を甘い衝動に駆りたてる。


真琴は観念して、パジャマの前を開いた。



「……ゆっくり、優しく、お願いします」



「…わかってるよ」


古庄も満ち足りたように微笑んで、自分のパジャマを脱ぎ捨てた。















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