ルージュのキスは恋の始まり
「そんなことない!大河と私はずっと仲のいい姉弟・・・‼」

 私が言い終わらないうちに、大河の顔が急に近づいてきて唇を奪われた。

 冷たいその唇。

 私は大河の行動に驚きを隠せない。

 本当にキスするなんて・・・・。

 気がつくと、私は平手で大河の顔を叩いていた。

「いや!」

「美優、俳優の顔は叩いちゃ駄目だ。大事な商売道具なんだから」

 諭すような口調で言うが、大河の目は相変わらず冷たい。

「・・・・」

 私は大河のキスと大河の顔を叩いた事にショックを受けていた。

「これでわかったろ?俺も男だってこと」
< 135 / 391 >

この作品をシェア

pagetop