ルージュのキスは恋の始まり
 大河とは一緒に住んでるし、大河の服をわざわざ着ることもなかったから、これはちょっとドキドキする。

 玲王が側にいるみたいで・・・・。

 リビングに行くと玲王の姿がない。

「あれ?」

 キョロキョロしながらダイニングの方まで行くと、意外なものを発見した。

「・・・・」

 思わず目が点になる。

 玲王がエプロンつけてキッチンに立っていた。

 彼はパスタを茹でている。

 何かトマト系のソースも作ってるのかいい匂いがした。

 キッチン用品も本格的と言うか、レストランにありそうな道具が揃ってて・・・・。

 この人一体誰なの?

「上がったか」

 私の気配に気づいた玲王が私を振り返る。
< 170 / 391 >

この作品をシェア

pagetop