ルージュのキスは恋の始まり
ドアが開く音がして、背の高い男性が2人入ってくる。
2人ともハンサムだけど見覚えのない顔。
思わず見構える。
ネクタイ緩めてちょっとスーツを着崩してる方が、例の新社長だろうか?
「他のメンバーはまだなのか?」
スーツを着崩した男性が、少しイライラした口調で聞いてくる。
「企画開発部の織田はもうすぐ来ると思います。私は研究開発部の橘です。これが、今日の打合せ資料になります」
私が2人に資料を手渡すと、スーツを着崩した男性がじっと私の顔を見た。
「始めろ。時間がもったいない」
「ですが、織田がいないと・・・・」
「試作品は机の上にある。織田とか言う企画開発担当者がいなくても問題ない。社長の俺がいいと言ってるんだから、早く始めろ」
「・・・・」
傲慢で俺様な社長。
2人ともハンサムだけど見覚えのない顔。
思わず見構える。
ネクタイ緩めてちょっとスーツを着崩してる方が、例の新社長だろうか?
「他のメンバーはまだなのか?」
スーツを着崩した男性が、少しイライラした口調で聞いてくる。
「企画開発部の織田はもうすぐ来ると思います。私は研究開発部の橘です。これが、今日の打合せ資料になります」
私が2人に資料を手渡すと、スーツを着崩した男性がじっと私の顔を見た。
「始めろ。時間がもったいない」
「ですが、織田がいないと・・・・」
「試作品は机の上にある。織田とか言う企画開発担当者がいなくても問題ない。社長の俺がいいと言ってるんだから、早く始めろ」
「・・・・」
傲慢で俺様な社長。